アース製薬創業100周年とTENGA設立20周年を記念した公式コラボ製品「虫よけ おくだけTENGA」が登場しました。あの「おくだけ」シリーズの虫よけとして実用性は本物ながら、カバー部分がTENGAの象徴的なシルエットをそのまま採用した大胆なデザイン。コンセプトは「キモチいい部屋にしよう」という攻めた一言で、ASCII.jpのレビューでは「リビングに置けば家族会議必至」と評されるほどの存在感を放つとのことです。ネタ度全開ながらも虫よけとしての機能は正真正銘のアース製薬製という、なんとも絶妙な一品です。
コラボ商品というのは年間で数え切れないほど生まれますが、「なぜこの2社が?」という疑問すら含めてコンセプトになっている製品はなかなかありません。アース製薬の100周年とTENGAの20周年というダブルアニバーサリーが重なったことで成立した今回のコラボは、まさにその好例です。
機能面で言えば、ベースはアース製薬の「虫よけ おくだけ」シリーズそのもの。リビングや子ども部屋に置くだけで空間に薬剤を拡散させるタイプの虫よけで、実績のある製品ラインです。つまり「ネタ外装に実力が宿っている」という構成で、その点は純粋に評価できます。
ただし問題はやはり、あのシルエットのカバーを自宅のどこに置くかです。レビューでは「リビングに置けば家族会議必至」と表現されていましたが、これはある意味正確な情報です。来客のある場所・子どもの目に触れる場所・パートナーへの説明コストのいずれを考えても、設置場所の選定が虫よけとしての機能と同じくらい重要な課題になります。
一方で「ネタとして買いたい」「プレゼントしたい」という需要に対しては、これほど完成度の高いアイテムも珍しい。アース製薬という業界大手が正式に製品化し、TENGAが公式監修したという事実は、手作り感のある悪ノリとは一線を画します。ギフト用途や、SNSで話題にしたい場面での「ネタ力」は本物です。
虫よけとして真剣に使いたい人には「なくてもいい外装」ですが、話題づくりや記念品としての文脈で考えると、100周年×20周年という節目にしか生まれえない限定品という希少性も加味できます。
【編集部補足】「おくだけ」タイプの空間用虫よけは、電源不要・水不要で置くだけという手軽さから近年需要が高まっているカテゴリと言われています。実用製品のカテゴリにネタ要素を乗せる今回の構成は、製品自体の認知向上という意味でも両社にとって悪くない選択だったと見るのが自然でしょう。
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