日清食品のカップ麺「どん兵衛」シリーズが発売50周年を迎え、2026年5月25日(月)にだし特化の記念商品「日清のどん兵衛 鰹だしの極みうどん」「日清のどん兵衛 鰹だしの極みそば」が登場しました。最大の特徴は、通常のどん兵衛と比較してだしに3倍以上のコストを投じた点。具材はかつお節のみというシンプルな構成で、鰹だしの香りと旨みを前面に押し出した仕様です。GIGAZINEが実際に食べてレポートしています。
50周年という節目に「具材を絞ってだしに全振り」という方向性を選んできたのが、やっぱり面白い切り口だと感じます。
カップ麺の差別化軸は長らく「具材の豪華さ」「麺のクオリティ」「量の多さ」が主流でした。そこへ来て今回は具材をかつお節のみに絞り、浮いたコストをだし素材に3倍以上振り向けるという、いわば「引き算の贅沢」アプローチ。業界文脈で言えば、近年の高級カップ麺市場では素材の純度・香りを前面に出す商品が注目を集める傾向があり、その流れに乗った形と見ることができます。
想定読者にとっては、「どん兵衛を普段使いしている人」と「だし好き・和食好きで少し値の張る一杯を探している人」の2層が主なターゲットになりそうです。前者にとっては馴染みのブランドの特別版として手を伸ばしやすく、後者にとってはカップ麺という手軽さのなかで鰹だしの本格感を試せる機会になります。
【編集部補足】
一般論として、カップ麺における「だしコスト3倍以上」という訴求は、素材の仕入れ・加工・乾燥工程のいずれかに相応のコストがかかっている可能性が高いと言われます。ただし「コスト3倍」が最終的な風味の違いにどう出るかは個人差もあり、また公式情報ではなく編集部の見立てですが、香りの立ち方や後味のすっきり感といった部分に差が出やすいと考えられます。具材が少ないぶん、スープそのものの評価が購入継続の分かれ目になるでしょう。
買うべきか・待つべきか・無視でよいかを整理すると、「どん兵衛のだしが好きで、さらにその上を味わいたい」方には試す価値があると言えます。一方、具材のボリューム感を重視する方には物足りなく感じる可能性があります。50周年記念という限定的な位置づけの商品である可能性も念頭に置き、気になるなら早めに手を取ってみるのが無難な判断ではないでしょうか。
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