ゲーミングデバイスで知られるRazerが、本格的なエルゴノミクス分離型キーボード「Razer Pro Type Ergo」を投入した。ASCII.jpのレビューによると、見た目の印象以上に実用性が高く、長時間の文章作成や事務作業との相性のよさが実感できたとのこと。ゲーミングブランドが生産性向上を軸としたエルゴノミクス製品に踏み込んだことで、同カテゴリの選択肢が広がりつつある。
Razerといえばゲーミングデバイスの代名詞的ブランドで、そこが「分離型エルゴノミクスキーボード」という、どちらかというと長時間のデスクワーカー向けカテゴリに本腰を入れてきたのは、やっぱり注目せざるを得ない動きです。
エルゴノミクス分離型キーボードは、手首や肩への負担を軽減することを主目的とした製品群で、一般的なキーボードと比べてレイアウトが独特なため「慣れるまでに時間がかかる」「デスク上での設置スペースを選ぶ」といった導入ハードルが指摘されることが多いジャンルです。そこにRazerが参入してきた意味は、ブランド認知の広さにあります。エルゴノミクス製品にまだ踏み出せていないゲーマーやPC作業者に対して、馴染みのあるブランドから選択肢が提示されることで、このカテゴリ全体への入門ハードルが下がる可能性があります。
今回のASCII.jpレビューでは「見た目以上に実用性が高く、長時間の文章作成や事務作業との相性がよい」と評価されています。ゲーミングブランド発の製品が、ゲームとは直接関係しないタスクで高評価を得ているという点は、Razerが「Pro」ラインで狙うポジショニング——ゲーマーでありながらオフィス用途でも使えるデバイス——の方向性と合致しています。
【編集部補足】
分離型エルゴノミクスキーボード全般の話として、こうした製品は「慣れるまでに数日から数週間かかる」と言われることが多く、いきなり仕事のメイン入力デバイスとして使い始めると生産性が一時的に落ちるケースが珍しくありません。購入を検討するなら、業務の繁忙期を避けて導入する、あるいは最初の数日はサブ機として慣らす、といった段取りを組むのが一般的に無難とされています。公式情報ではなく編集部の見立てですが、このジャンルで「買うか待つか」を判断するうえで最も重要なのは価格やスペックよりも「自分がそもそもキーボードに慣れる時間を取れるか」という点ではないかと思います。
原文レビューでは実用性の高さが評価されていたので、Razer製品に慣れ親しんでいるユーザーにとっては特に導入の心理的ハードルが低い一台になりそうです。詳細なスペックや価格は元記事で確認することをおすすめします。
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