PR

ベイバトルパスを自力解析、AIコーチ機能付き独自アプリを作った話

ガジェット
本ページはアフィリエイト広告を利用しています

タカラトミーの玩具「ベイブレードX」のシュート強度を記録する周辺機器「ベイバトルパス」について、その通信データをリバースエンジニアリングで解析し、シュート結果をリアルタイム表示する独自アプリを開発した人物がいます。さらにAIがシュートの強さを評価してアドバイスする機能まで実装しており、その制作過程が詳細に公開されました。公式アプリでは得られない情報の可視化や分析機能を、通信プロトコルの解読から自力で作り上げたという点が注目を集めています。

ベイブレードという玩具の周辺機器を自力で解析してオリジナルアプリを作る、という話は一見マニアックに映りますが、やっていることはかなり本格的なリバースエンジニアリングです。

ベイバトルパスはBluetooth等の無線通信でシュートデータをやり取りしていると考えられますが、メーカーがその通信仕様を公開しているわけではありません。パケットキャプチャなどの手法でデータの構造を地道に読み解き、意味のある数値として解釈できるようにする作業は、組み込み機器やIoTデバイスのハックとしてよくあるアプローチではあります。ただ、玩具に対してここまで手をかけるのは、純粋な技術的好奇心が原動力でないとなかなか続きません。

面白いのは、シュートデータの可視化にとどまらず、AIによるアドバイス機能まで実装している点です。数値化されたシュート強度のデータをAIに渡してフィードバックを返させる構造は、スポーツ用IoTデバイスとまったく同じ発想です。スマートテニスラケットや野球のピッチングトラッカーなどと基本的なアーキテクチャは変わらず、違うのはデータソースが市販玩具の周辺機器である点だけ、とも言えます。

気になるのは権利面です。リバースエンジニアリング自体は国や状況によって合法性の解釈が分かれる領域で、日本では不正競争防止法やソフトウェアの使用許諾条件との兼ね合いが論点になることがあります。個人が非商用で研究・学習目的で行う場合と、成果物を公開・配布する場合では扱いが変わるケースもあるため、この手の自作アプリを「自分でも作ってみたい」と思う場合は、そのあたりの確認が欠かせません。

【編集部補足】
公式アプリや公式APIが存在しないデバイスを解析して独自アプリを作る文化は、ホビー・DIYコミュニティでは一般に「ファームウェアハック」「プロトコルリバーシング」などと呼ばれ、特にスマートホームデバイスやスポーツガジェットの分野で盛んだと言われています。今回の事例はその文脈に乗るもので、開発過程の公開がどこまで再現性のある形で書かれているかによって、同様の試みをする人が出てくる可能性もあります。公式側がAPIを整備することで、こうした需要を正規に取り込む選択肢もあるとは言われますが、あくまで編集部の見立てです。

関連商品(広告)

現行品の価格動向は各ECモールで横並びに眺めるのが手っ取り早いので、ストアの取扱を見比べてみてください: Amazonで見る / 楽天市場で見る / Yahoo!ショッピングで見る。

出典:ベイバトルパスを自力解析、AIコーチ機能付き独自アプリを作った話

タイトルとURLをコピーしました