ウェブブラウザ「Firefox 152」の正式版が公開されました。最大の変更点は設定画面の大幅な刷新で、項目の分類や画面間の移動が整理され、目的の設定を探しやすくなっています。また、プライベートブラウジング中にサイトが正常に表示されない場合、対象タブのトラッカー遮断を一時的に解除する機能が追加されました。さらに、アドレスバーの操作から音声を再生しているすべてのタブをまとめてミュートできる機能も実装されています。
今回のアップデートで個人的にいちばん気になるのは、設定画面の刷新です。Firefoxの設定はここ数年、機能が増えるたびに項目が増殖していて、「あの設定どこだっけ」と探し回った経験がある方は少なくないはず。項目の分類と画面間の移動が整理されたというのは、地味ながら日常的な使い勝手に直結する改善です。
アドレスバーからまとめてミュートできる機能も、地味に便利そうです。動画サイトを複数タブで開いていて、どのタブから音が出ているか分からなくなった経験は誰しもあるでしょう。従来は音が鳴っているタブを個別に特定してミュートするしかありませんでしたが、アドレスバーからまとめて止められるなら手間がだいぶ減ります。
プライベートブラウジング中のトラッカー遮断を「タブ単位で一時解除」できる機能は、ちょっと面白い設計です。プライベートブラウジング時はトラッカー遮断が厳しくなる分、サイトのレイアウト崩れやログイン失敗が起きやすくなることがあります。これまではプライベートウィンドウ全体の設定を変えるか、通常タブに切り替えるかしか手段がなかったところに、「そのタブだけ一時解除」という粒度の選択肢が加わったのは実用的です。プライバシー保護と利便性のバランスを手元で調整できるようになった、と見るとよいかもしれません。
「買うべきか・待つべきか」というより、Firefoxユーザーなら自動更新でそのまま届くアップデートです。設定画面の変更は最初に見たとき「あれ、どこ行った?」と戸惑う可能性もありますが、整理された結果として探しやすくなっているはずなので、少し触ってみれば馴染むでしょう。
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