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4400年前の土器に「最古のアルファベット」か——シリア遺跡の発掘で浮上した新説

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1994年から2010年にかけて、ジョンズ・ホプキンス大学とアムステルダム大学の共同チームがシリア・アレッポ東部の「ウンム・エル・マッラ遺跡」を発掘調査。その出土品の中に、約4400年前の土器に刻まれた文字らしき記号が確認され、これが現時点で最古のアルファベットである可能性が浮上しています。これまでの定説ではアルファベットの起源はもう少し後の時代とされており、もし今回の解釈が正しければ、文字の歴史を大きく塗り替える発見となります。元記事はもともと2024年12月に公開されたものを編集・再掲載したものです。

文字の起源をめぐる議論は、考古学でもとりわけ熱を帯びるテーマのひとつです。今回の発見が注目を集めるのは、「ウンム・エル・マッラ遺跡」という具体的な発掘地点と、ジョンズ・ホプキンス大学・アムステルダム大学という複数機関の共同調査という裏付けがある点でしょう。

ただ、「最古のアルファベット」という表現はだいぶ踏み込んだ言い方で、元記事でも「文字らしきもの」「らしい」という留保が付いています。土器に刻まれた記号がアルファベットの起源に連なる表音文字体系なのか、それとも別の記号体系なのかは、解読・比較言語学的な検証が必要で、現時点では「可能性がある」という段階にとどまります。考古学の世界では、発掘報告から学術コンセンサスが形成されるまでに長い時間がかかることも珍しくありません。

【編集部補足】
アルファベットの起源については、一般に「原シナイ文字」や「フェニキア文字」との関連が議論されることが多く、年代的な優先順位をめぐっては研究者間でも見解が分かれると言われています。今回の土器が4400年前という年代であれば、それらより古い可能性があるという話になりますが、あくまで編集部の知識の範囲内での整理であり、本発見の最終的な評価は今後の査読・追加調査を待つ必要があります。

ガジェット・テック系メディアの立場から言うと、こういった「定説を覆す可能性がある」という発表は、追報を追う価値がある案件です。一方で、最初の発表がそのまま定説になるケースばかりではないので、今後の学術誌掲載や他研究者による検証を確認してから「確定的な話」として受け取るのが堅実です。

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出典:4400年前の土器に「最古のアルファベット」か——シリア遺跡の発掘で浮上した新説

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